極み見聞録

【實光刃物 Vol.1】包丁の重さ、サイズ感、切れ味を体験することで“自分の1本”が見つかる

大阪府堺市は古くから刃物や鋏の産地として知られ、今ではプロの料理人の9割が堺包丁を使っているといわれるほど。明治34(1901)年に創業した實光は、堺包丁の伝統と技術を受け継ぎ、道具にこだわる方のためのさまざまな包丁を作り出しています。その数は約1万点。すべて職人が1本1本手作りした、高品質な包丁をお届けしています。

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約120年の歴史を持つ刃物の老舗、實光

食材のおいしさは包丁の切れ味で変わるといわれるほど、調理にとって大切な包丁。特に堺包丁は古くから全国的に知られ、實光では明治34(1901)年の創業以来、プロ御用達の店として10万人を超える料理人の方々に愛用されてきました。現在、プロ用の出刃包丁や刺身包丁、牛刀はもちろん、ご家庭でお使いいただける三徳包丁などを含め、約1万点のアイテムを揃えています。

實光の包丁は、切れ味のよさと意匠性(デザイン)が特長です。それは、伝統工芸士である職人が1本1本手作りするなかで、包丁作りという仕事を心から楽しみ、工夫を重ねて生み出したもの。たとえば意匠面では、人間工学に基づいたハンドルデザインのバイオノミクス包丁、波のようなダマスカス模様が美しいミルフィーユ三徳包丁など、他にはない包丁を世に送り出してきました。

職人自らが包丁の魅力についてお客様に説明

こうした包丁の魅力をプロの料理人から一般の方々、海外の方々にもより深く感じ取っていただけるように、實光ではさまざまな取り組みを行っています。その一つが、職人が直接お客様に説明するというスタイルです。

包丁の場合、通常は卸業者が販売を担うため、職人がお客様と関わることはまずありません。しかし、小売りも行っている實光では、職人をはじめ作り手自らが直接お客様とお話をし、包丁の特長やこだわりについて伝えています。

高度な職人技から生まれる包丁は、一見しただけでは質の高さがわかりにくいものもあります。使用する鋼の材質によって切れ味や研ぎやすさはどう変わるか、料理人の憧れである “鋼一枚もの(本焼)”の包丁とは何か、など。普段はあまり聞くことのない包丁の豆知識や堺包丁の奥深さに触れれば、包丁を見る目、選ぶ目が少し変わるかもしれません。

実際に手に取って切れ味を確かめられる

また、堺本店やなんばスカイオ店では、実際に包丁を手に取り、重さやサイズ感、切れ味などを体験することができます。

堺本店の体験型ショールームでは、常に100点もの包丁を試すことが可能。なんばスカイオ店でも選りすぐりの逸品を数多く取り揃えています。数多くの包丁のなかから1本を選ぶのはなかなか大変なもの。実際に触って確かめながら、またプロのアドバイスを聞きながら、自分の手にフィットする1本を見つけてください。好みに応じて、ハンドル(柄)の材質を変えることもできます。

包丁は使っているうちに、どうしても刃先の摩耗や欠けがおこるためメンテナンスが必要です。堺本店やなんばスカイオ店では、購入後のフォローも行っているため、お気に入りの1本と長いお付き合いができます。

店舗詳細

5F

JIKKO / 實光刃物

営業時間
10:00~21:00
TEL
06-6585-9911